親が子供に何をしてあげたらよいか、わかる本

親が子供に何をしてあげたらよいか、わかる本
こんにちは。香川の本屋さんの青木です。

子育てってどうしたらうまくいくんだろうか。
人の親になって、こう思わないお母さん、お父さんはいないんじゃないでしょうか。

「まこちゃんのおたんじょうび」

これは絵本作家の、にしまきかやこさんの作品です。
絵のタッチが子ども風ですが、にしまきさんは芸大出の方ですし、お父様は画家です。
そんな方がこのような作風を選ばれたのは何か理由があるはずです。

大人になると、どうしても大人目線で絵本を選びがちです。

・ためになる本
・勉強になる本
・きれいな本
・大人が見てよさそうな本
・何歳で読むべき本

などなど、私も恥ずかしながら子どもに絵本を買ってあげるときに自分の意見を通したことが
何度もあります。そんな本は買っても1度も開いてくれませんでした。

「まこちゃんのおたんじょうび」はどうでしょうか。

表紙と中身のギャップがこれだけある本はほかにありません。
絵本の中の絵本といってよいと思います。

子供たちが安心していろんな体験ができるようにチャンスやきっかけの提供をしてあげる
これが、大人たちのできる教育なのかなと思います。この絵本を私はそう、読み解きました。

にしまきかやこさんにはほかにもたくさんの作品があります。
ぜひ、多くの方に手に取ってもらいたいです。

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